研究テーマ

研究テーマは、1 つの研究のための Markdown のメモです。たくさんの論文から文やハイライトを出典付きで送り込み、見出しの下に並べ、書き出して執筆に使います。集めた文からは、いつでも元の論文のその場所に戻れます。

対象 Mendeley 版・Zotero 版 Windows・Linux・Mac・iPad・Android 一部が購入に含まれる

テーマを作る・開く

  • Mac・iPadリーダーの上のバーの電球を押すか、⌘⇧T を押します。論文を開いていないときは、ライブラリの「…」›「研究テーマ」を選びます。
  • iPadiPhone や狭いウィンドウでは、リーダーの「…」›「研究テーマ」を選びます。
  • Androidリーダーの上のバーの電球を押します(スマートフォンでは「⋮」の中)。キーボードがあれば Ctrl+Shift+T でも開きます。論文を開いていないときは、ライブラリの「⋮」›「研究テーマ」を選びます。
  • Windows上のバーの「研究テーマ」(電球の絵)をクリックします。テーマを選んだあとはボタンに「テーマ: 名前」と出て、クリックすると論文の横にテーマが開きます。

初めてのときは「新しいテーマ…」を選び、名前を入れて「作成」を押します。たくさんの論文に書いたノートからテーマを作るときは、ノートを AI で整理も使えます。新しいテーマには「問い」「主張」「根拠」「反論」「未解決」「未整理」の見出しが入っています。そのまま使っても、名前を変えても、足してもかまいません。

別のテーマに切り替える・新しく作る・いまのテーマの名前を変える・削除するときは:

  • Mac・iPadテーマのいちばん上のテーマ名と、テーマの「…」のメニュー(「テーマの名前を変更…」「テーマを削除…」)を使います。
  • Androidテーマのいちばん上のテーマ名と、テーマの「⋮」のメニュー(「テーマの名前を変更…」「テーマを削除…」)を使います。
  • Windows「研究テーマ」のボタンの横の矢印を使います。ここには「メモをテーマとして開く…」(どの .md ファイルでも)と「テーマのフォルダを表示」もあります。
Mac・iPad

場所に余裕があれば、電球でテーマが論文の横の列に出ます。無ければシートで開きます。シートの論文の横に出すボタン(「論文の横に表示」)で、列に移せます。

テーマを作る・並べる・書き出すのは無料です。テーマを論文の横に出す(iPad・Mac・Android は列、Windows は 2 つ目の画面)のは購入に含まれる機能で、14 日間の無料トライアルの間とサンプル論文の横では無料です。iPad・Mac・Android では、列を出さなくても送れるので、テーマへ送るのは無料のままです。Windows では、送るときにテーマを論文の横に開いておく必要があります。

文をテーマへ送る

  1. 論文の文字を選びます。PDF の画面でも読書モードでもかまいません。
  2. 「テーマへ送る」を選びます。
    • Mac・iPad選んだ文字の上に出るメニューか、押したハイライトのメニューから。Mac では右クリックでも選べます。ショートカットは ⌘⇧N です。
    • Windows選んだ文字の上に出るバー、右クリック、または Ctrl+Shift+N で。テーマ(またはほかのメモ)を論文の横に開いておく必要があります。
    • Android選んだ文字の上に出るバーか、押したハイライトのメニューから。キーボードがあれば Ctrl+Shift+N でも送れます。
  3. いまのテーマに、引用として文が入ります。後ろには出典(論文の引用キーとページ、例 [@devlin2019bert, p. 5])が付きます。ハイライトにメモがあれば、引用の下に一緒に入ります。
  • Mac・iPadテーマが画面に出ていなくても、いつもいまのテーマに送られます。「「テーマ名」に追加しました」と出ます。まだテーマが無いときは、先に作るよう求められます。
  • 送った文は、ふだんは「未整理」の下に入ります。別の見出しの下に入れるときは:
    • Mac・iPadテーマの「…」のメニューの「メモのどこへ」で、見出し(「○○の下へ」)か「末尾へ」を選びます。
    • Androidテーマの「⋮」のメニューの「メモのどこへ」で、見出し(「○○の下へ」)か「末尾へ」を選びます。
    • Windows「テーマへ送る」の横の矢印を押し、「○○の下へ」か「末尾へ」を選びます。選んだ先はそのメモに覚えておきます。
  • 出典の形は、設定の引用キーの書式に従います。引用キーの書式をご覧ください。

テーマを並べる

テーマは構成(アウトライン)で表示されます。折りたためる見出しの下に、送ったブロックが並びます。

  • Windowsメモの上の「テキスト | 構成」で表示を切り替えます。Ctrl+Shift+O でも切り替わります。テキストの表示では Markdown をそのまま書けます。
  • ブロックはドラッグで動かせます。ブロックのメニューで、別の見出しへ移す(「○○ へ移動」)、「編集」「削除」もできます。
  • Mac・iPadブロックを選んで ⌥↑ / ⌥↓ で動かせます。
  • Windowsブロックを選んで Alt+↑ / Alt+↓ で動かせます。
  • 見出しは「見出し」から足します(候補から選ぶか「その他…」)。
  • ブロックの「論文で見る」で、引用した元の論文のその場所が開きます(選んだブロックで Return / Enter)。

論文の横に構成で表示した研究テーマ

書き出して書く

  • 「Markdown としてコピー」で、テーマ全体をクリップボードに入れます。
  • 「書き出し」›「Markdown ファイル…」か「Word(.docx)…」で、ファイルに保存します。
    • Mac・iPadどちらもテーマの「…」のメニューにあります。
    • Androidどちらもテーマの「⋮」のメニューにあります。

書き出すのは整った Markdown です。使わなかった見出しは省き、Rectoly の目印は取り除き、引用した論文の「参考文献」の一覧を最後に足します。

  • 参考文献と、本文の [@devlin2019bert, p. 5] のような出典は、選んだ引用の書式(APA や IEEE など)で書きます。
  • Pandoc や Quarto のために Markdown で [@key] の出典を残したいときは、引用の書式のすぐ下の「Markdown では引用キーのまま残す([@key])」をオンにします。Word はいつも書式どおりです。

テーマを Zotero のノートに Zotero 版

Zotero 版「書き出し」›「Zotero のノート」で、テーマが見出しごと Zotero の個人ライブラリのノートになります。引用にはそれぞれ PDF のそのページへのリンクと、Zotero の引用としての出典が付きます。サインインしている間に使えます。

  1. Zotero 版「書き出し」›「Zotero のノート」を選びます。
  2. Zotero 版「引用している論文に「テーマ名」のタグを付ける」と「引用している論文を「テーマ名」のコレクションに入れる」を、使うかどうか選びます。どちらも最初はオフで、テーマごとに選んだ状態を覚えています。
  3. Zotero 版「送る」を押します。
  • Zotero 版タグとコレクションは足すだけで、外すことはありません。コレクションが無ければ作ります。グループの論文は、そのグループのコレクションに入ります。Zotero のライブラリに無い論文は飛ばします。
  • Zotero 版ノートとテーマは双方向に同期します。テーマを変えてからもう一度送ると、ノートが書き直されます。ノートに変わるところが無ければ「Zotero のノートは最新です。」と出ます。
  • Zotero 版Zotero でノートを編集すると、テーマを開いたときに取り込まれます。取り込む前のテーマは、隣の .history フォルダに残ります。
  • Zotero 版Zotero で参考文献より後ろに書いた変更はテーマに取り込まれません。残したい内容は参考文献より前に書いてください。
  • Zotero 版テーマとノートの両方が編集されていたときは、上書きしません。送ると新しいノートを作り、Zotero 側のノートはそのまま残ります。
  • Zotero 版Zotero でノートの大部分が消されていたときは、テーマには取り込まず、そのままにします。送ると新しいノートになります。
Zotero 版

テーマを Zotero に送るのは、ノートを送るのと同じく購入に含まれる機能です。14 日間の無料トライアルの間は無料です。

テーマの論文を Mendeley で整理 Mendeley 版

Mendeley 版「書き出し」›「Mendeley で整理…」で、テーマが引用している論文にテーマ名のタグを付けたり、同じ名前のコレクションに入れたりできます(両方でもかまいません)。テーマが Mendeley のライブラリの論文を 1 本以上引用しているときに出ます。

  1. Mendeley 版「書き出し」›「Mendeley で整理…」を選びます。
  2. Mendeley 版「引用している論文に「テーマ名」のタグを付ける」「引用している論文を「テーマ名」のコレクションに入れる」のどちらか、または両方をオンにします。テーマごとに選んだ状態を覚えています。
  3. Mendeley 版「整理する」を押します。
  • Mendeley 版外すことはしません。論文にすでにあるタグとコレクションはそのままです。コレクションが無ければ作ります。グループの論文は、そのグループのコレクションに入ります。ライブラリにない PDF は対象外です。
  • Mendeley 版テーマの名前を変えると、次からは新しい名前で整理します。前のタグとコレクションは残ります。
  • Mendeley 版終わると、何本の論文にタグを付けたか・コレクションに入れたかと、変更できなかった論文とその理由が出ます。
Mendeley 版

Mendeley で整理するのは、ノートを送るのと同じく購入に含まれる機能です。14 日間の無料トライアルの間は無料です。

テーマの終わりに「関係しそうな段落」が並びます。テーマのノート(送った引用とそのメモ、自分で書いた段落)に近い段落を、この端末にある論文から探したものです。

  • 段落は原文のままで、論文名とページ、どのノートに近いか(「近いノート: …」)が付きます。AI が文を書くことはありません。
  • 「開く」でその段落へ移ります。「テーマに加える」で、テーマに引用として入ります。要らない段落は「この段落を出さない」(×)で、そのテーマには出なくなります。
  • 探すのは端末の中だけです。近いのは言い回しと話題で、主張が同じとは限りません。
  • ノートが少ないテーマや、近い段落が見つからないテーマには、何も出ません。

使うには、多言語のモデルと、そのモデルで作った段落の索引が要ります。他の論文の似た段落と共通です。

  • まだモデルが無いときは、ここに「多言語のモデルを取得」が出ます。取得すると、日本語や中国語の論文、ノートと違う言語の論文からも探せるようになります。
  • 索引を作っている間は進み具合が出ます。「今すぐ索引を作る」でその場で進められます。
  • Androidメモリの少ない端末では使えません。その場合は、そう表示します。

「関係しそうな段落」は購入に含まれる機能です。14 日間の無料トライアルの間は無料です。

テーマの置き場所

テーマはふつうの Markdown ファイル(名前.md)なので、ほかのアプリでも開けます。

  • ノートのフォルダを決めてあれば、その中の Themes フォルダに置きます。iPad・Mac・Android・Windows・Linux のどれも同じ場所を使います。
  • Mac・iPad · Androidノートのフォルダが無いあいだはアプリの中に置きます。フォルダを選ぶと、その Themes フォルダへ移します。
  • Windowsノートのフォルダが無いときは ドキュメント\Rectoly\Themes に置きます。
  • Mac・iPad同じテーマが 2 か所で変わると、「このテーマは 2 か所で変更されました」と出ます。どちらの版を残すか選んでください。選ぶまで送るのは止まります。
  • Windowsほかのアプリがメモを変えたときは、もう一度送る前に、どちらの版を残すか選びます。

2026年10月10日 更新