ページ付きコピー・BibTeX・引用キー

引用に使える形で文をコピーします。ページ番号を付けるか、APA・Chicago・MLA などの書式で出典を付けられます。論文の BibTeX や引用キーも、Pandoc・Quarto・Obsidian・LaTeX などにそのまま貼れるようにします。

対象 Mendeley 版・Zotero 版 Windows・Linux・Mac・iPad・Android 無料

ページ付きでコピー

  1. 論文の文字を選びます。PDF の画面でも読書モードでもかまいません。
  2. 「ページ付きでコピー」を選びます。
    • Mac・iPad選んだ文字の上のメニューか、押したハイライトのメニューから。Mac では右クリックでも選べます。ショートカットは ⌘⇧C です。
    • Windows選んだ文字の上のバーか、右クリックから。読書モードではショートカット Ctrl+Shift+C も使え、ブロックのメニューには「ブロックをページ付きでコピー」があります。
    • Android選んだ文字の上のバーから(スマートフォンでは「コピー」の中)。キーボードがあれば、ショートカットは Ctrl+Shift+C です。
  3. 書いている所に貼ります。“…” (p. 5) のように、引用符で囲んだ文のあとにページが付きます。ページをまたぐときは (pp. 5–6) です。

ページは、PDF に印刷のページ番号があればそれを、無ければ PDF のページ番号を使います。

引用付きでコピー

「引用付きでコピー」は、選んだ引用の書式の出典を付けて文をコピーします。論文やレポートにそのまま貼れます。

  1. 論文の文字を選びます。PDF の画面でも読書モードでもかまいません。
  2. 「ページ付きでコピー」の隣の「引用付きでコピー」を選びます。
    • Mac・iPad選んだ文字の上のメニューか、押したハイライトのメニューから。Mac では右クリックでも選べます。ショートカットは ⌘⌥C です。
    • Windows選んだ文字の上のバーか、右クリックから。ショートカットは Ctrl+Alt+C です。
    • Android選んだ文字の上のバーから(スマートフォンでは「コピー」の中)。キーボードがあれば、ショートカットは Ctrl+Alt+C です。
  3. 貼ります。APA なら “…” (Devlin et al., 2019, p. 5) のようになります。
  • 番号式の書式(IEEE・Vancouver・Nature)では、“…” (p. 5) のあとに参考文献そのものが続きます。番号は貼り付け先の文書で決まるため、番号の代わりに参考文献をコピーします。
  • ライブラリに無い PDF には付ける出典が無いので、ページ付きでコピーし、そのことを知らせます。
  • Zotero 版サインインしていて、購入済みかトライアルの間は、Zotero に接続できれば Zotero 自身が出典を整形します。接続できないときは、この端末が整形します。

引用の書式

「引用付きでコピー」と、研究テーマの書き出しで使う書式を選びます。

書式「引用付きでコピー」でできるもの
「APA 7」(既定)(Devlin et al., 2019, p. 5)
「Chicago (author-date)」(Devlin et al. 2019, 5)
「Harvard (Cite Them Right)」(Devlin et al., 2019, p. 5)
「MLA 9」(Devlin et al. 5)
「IEEE」「Vancouver」「Nature」(p. 5) と参考文献そのもの
「GB/T 7714-2015」(Devlin等, 2019)⁵
  • Mac・iPadリーダーの設定 ›「書き出し」›「引用の書式」で選びます。選んだ書式は、iCloud でご自分のほかの iPad・Mac にも引き継がれます。
  • Windows · Android設定 › リーダー ›「引用の書式」で選びます。

テーマを Markdown・Word・(Zotero 版では)Zotero のノートに書き出すと、参考文献の一覧と本文の出典がこの書式で書かれます。Markdown を Pandoc や Quarto で整形するときは、書式のすぐ下の「Markdown では引用キーのまま残す([@key])」をオンにしてください。

BibTeX・引用キーをコピー

  • Mac・iPadライブラリで論文を長押し(Mac は右クリック)し、「BibTeX をコピー」か「引用キーをコピー」を選びます。リーダーでは「…」のメニューにどちらもあります。
  • Windows論文の上の「書き出して執筆へ渡す」を開き、「BibTeX をコピー」か「引用キーをコピー」を選びます。
  • Androidライブラリで論文を長押しし、「BibTeX をコピー」か「引用キーをコピー」を選びます。リーダーでは「⋮」のメニューにどちらもあります。

「BibTeX エントリをコピーしました。」と出れば完了です。

  • BibTeX の中身は Mendeley や Zotero の書誌から作ります。つながらないときは、そちらだけが持つ情報(巻・ページ・出版社)の無いエントリをコピーします。つながるようになると入ります。
  • Mendeley や Zotero のライブラリに無い PDF では、タイトルだけのエントリになります。

引用キーの書式

「引用キーをコピー」でどう書くかを、貼る先に合わせて選びます。

設定できるもの貼る先
「Pandoc、Quarto、Obsidian」[@key]Pandoc、Quarto、Obsidian
「Pandoc の文中形式、Zettlr、Logseq」@keyPandoc の文中の形、Zettlr、Logseq
「LaTeX」\cite{key}LaTeX
「キーだけ」keyそのほか
  • Mac・iPadリーダーの設定 ›「書き出し」›「引用キー」で選びます。
  • Windows · Android設定 › リーダー ›「引用キー」で選びます。

同じ書式は、テーマへ送るで入る出典と、ノートのフォルダの各ノートのタイトルの下にも使います。

引用キーの出どころ

  • Mendeley 版Mendeley がその論文に持っている引用キーです。無いときは、第一著者の姓・年・タイトルの最初の語から作ります(例 devlin2019bert)。
  • Zotero 版Zotero がその論文に持っている引用キーです。「その他」(Extra)の欄の「Citation Key:」の行(Better BibTeX が書く形)も使います。無いときは、同じ決まりで作ります(例 devlin2019bert)。

ページ付き・引用付きのコピー、BibTeX、引用キーは、どの端末でも無料で使えます。

2026年9月27日 更新